第10回:福山で居酒屋を10年続けるための経営思考
🍽️ 福山飲食開業マスターシリーズ(全10回)
最終回 第10回
福山で居酒屋を10年続けるための経営思考
10年続く店と、
3年で消える店。
その差は、
「味」でも「立地」でもありません。
“経営思考”です。
① 撤退判断ができる店は、実は強い
経営は感情ではなく、数字です。
・売上が下がり続けている
・固定費が重い
・改善しても黒字化の兆しがない
それでも
「ここまで頑張ったから」と続けてしまう。
一番危険なのは、
赤字を“努力”で埋めようとすること。
撤退は負けではありません。
守るべきは
「店」ではなく、
経営者自身の未来です。
10年続く人は、
やめる決断も早い。

② 続ける店は、背伸びしない

福山という街は、
東京でも大阪でもありません。
派手な拡大は必要ない。
必要なのは、
・固定費を上げすぎない
・家賃を欲張らない
・人を抱えすぎない
・メニューを増やしすぎない
売上を追いすぎると、
原価も人件費も増えます。
大切なのは、
“残る利益”です。
月商500万円で利益が出ない店より、
月商300万円でしっかり残る店の方が、
10年続きます。
③ 規模拡大しない、という選択
2号店を出す。
法人化する。
店舗を増やす。
それが成功だと思い込んでいませんか?

福山で10年続く店は、
実は「増やしていない」ことが多い。
なぜか。
・自分の目が届く
・味がぶれない
・スタッフが安定する
・借入が膨らまない
拡大はリスクです。
守りながら、
じわっと強くなる。
それも立派な経営戦略です。

④ 仕入れを軽く考えない
利益は
「売上」ではなく
“原価管理”で決まります。
どこから仕入れるか。
誰と組むか。
安さだけで選ぶのか。
相談できる相手で選ぶのか。
10年続く店は、
仕入れ先を“価格比較”だけで決めません。
経営の話ができる相手かどうか。

そこを見ています。
⑤ 福山という街で勝つ方法
福山は
大都市ではありません。
でも、
人と人の距離が近い街です。

口コミが強く、
紹介が強い。
だからこそ、
・無理に流行を追わない
・地元客を大切にする
・常連を増やす
・ブレない店作りをする
これが一番の近道です。
最後に
10年続く店は、
派手ではない。
無理をしない。
![]()
数字から逃げない。
撤退も視野に入れる。
そして、
孤独にならない。
経営は一人では続きません。

相談できる税理士。
相談できる仲間。
相談できる卸。

伴走者がいる店は、強い。
この連載でお伝えしたかったのは、
テクニックではありません。
「続ける力」です。

福山で、
あなたのお店が10年続くこと。

それが、
この街の灯りを守ることにつながります。

10回、お読みいただきありがとうございました。
![]()
本当の経営は、
今日からです・・・
***** 完 *****

